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アップデート情報

・NextScreenの新バージョン(Ver.2.0.0.2)がリリースされました。(2018年3月13日)
※Ver.2.0.0.1は不具合を含んでいるため、廃止になりました。

ビューワもバージョンアップする必要があります。

インストールの注意

Ver.2.0では、インストーラが変更になっています。ダウンロードしセットアップを実行しようとしたときに、「WindowsによってPCが保護されました」というSmart Screenが表示され、セットアップが実行できないことがあります。そのときは、「詳細情報」をクリックすると、次のような文字が現れます。
アプリ:NextScreen_20001_x64_setup.exe
発行元:Fukuneko Inc.

同時に、ウィンドウ右下には「実行」ボタンが表示されます。発行元が「Fukuneko Inc.」であることを確認した後に、「実行」ボタンをクリックするとセットアップを続けることができます。(この後に「ユーザーアカウント制御」の画面が表示されるので、「はい」をクリックしてください。)

旧バージョンのNextScreenがインストールされている場合、新しいバージョンをインストール時に旧バージョンを削除するかどうかを尋ねられます。この時は必ず削除(アンインストール)を選択してください。旧バージョンの設定を引き継ぐかどうかの選択については、どちらを選んでも問題ありません。設定を引き継がなかった場合はデータフォルダが変更になっていますので、手動でコンテンツなどを移動する必要があります。

Ver.2.0 概要

NextScreen はVer.2.0 になり、内部的に大きく変りました。
最も大きな変更は、デフォルトのインストールフォルダとデータフォルダの位置です。これまでのバージョンは、「C:\Fukuneko\NextScreen」以下に、プログラムフォルダとデータフォルダを配置していましたが、Ver.2.0 ではプログラムフォルダが「C:\Program Files (x86)\Fukuneko\NextScreen」に、データフォルダが「C:\Users\USER_NAME\Documents\Fukuneko\NextScreen\InData」になります。つまり、一般的な Windows アプリケーションの配置位置と同様です。 (Ver.2.0では64ビット版が追加される予定です。64ビット版を64ビット版 Windows へインストールするときは、デフォルトのプログラムフォルダは「C:\Program Files\Fukuneko\NextScreen」になります。)
旧バージョンがインストールされている状態でインストールすると、データフォルダの位置などの設定を受け継ぐことができます。ただし、インストールフォルダについて旧来と同じ位置を希望するのであればインストール時に指定する必要があります。

Ver.2.0で追加された機能

  • ログフォルダの位置変更機能
    これまではログが記録されるフォルダの位置はデータフォルダ内に固定されていました。このバージョンからログフォルダを指定できるようになりました。これに伴い、デフォルトのログフォルダ位置はデータフォルダと同じ階層のフォルダ内に変更になりました。(「C:\Users\USER_NAME\Documents\Fukuneko\NextScreen\Log」)
  • Trident(IE)の互換モード変更機能
    Webの標示にTrident(IE)を使用している場合、デフォルトの状態はIE7互換モードになっています。この互換モードをIE11までの任意のモードに変更できるようになりました。
  • 内蔵プレーヤーの再生方法の変更機能
    動画の再生に内蔵プレーヤーを使用する場合(Windows Media Playerを使用しない場合)、動画再生にはDirectShowのみを使用していました。このバージョンからは、Microsoft Media Foundationの使用がデフォルトになり、DirectShowと切り替えることができます。
  • 64ビット版の追加
    Ver.2.0になり、64ビット版が追加されました。64ビット版のWindowsでは処理速度の向上と大きな画像を扱った時の安定性向上が期待できます。

Ver.2.0で変更された機能

  • 使用ライブラリの変更
    Qt4 から Qt5 へ変更になっています。それに伴い、VC2010 から VC2015 へ変更になっています。その他のライブラリもバージョンが変更になっています。
  • 内蔵Web表示エンジンの変更
    WebKit ベースから Blink ベースへ変更になっています。従来の Webkit はバージョンが古いため HTML5 へ対応が不十分でしたが、比較的新しい Blink がベースになっているため、HTML5 へ対応できるようになりました。
  • 内蔵プレーヤーの変更
    動画再生用の内蔵プレーヤーが、Phonon から QMediaPlayer へ変更になっています。Microsoft Media Foundation が使用可能になったため、H.264再生時の問題が解消しました。
  • マルチメディアスクリーンの OpenGL
    マルチメディアスクリーンは OpenGL の使用がデフォルトになりました。Web表示や動画再生の選択によっては OpenGL を無効にすると問題が生じることがあるため、有効の状態での使用をお勧めします。
  • NPAPI版 Flash Player の廃止
    これまでの NextScreen では、Flash再生には、ActiveX版とNPAPI版の Flash を切り替える機能がありました。NPAPI版はWebブラウザ上で再生していました。このバージョンで使用されるWebブラウザは Blink のため、NPAPIに対応していません。それに伴い、NPAPI版を廃止しました。ActiveX版は引き続き利用できます。Adobe は2020年に Flash Player の廃止を発表しています。それまでには NextScreen においても廃止される予定です。
  • インストーラの変更
    これまでの NSIS によるインストーラから、Inno Setup へ変更になっています。また、インストールオプションから、DirectX と Flash Player の選択がなくなりました。DirectX と Flash Player に関しては自動的に検知し、なければインストールします。
  • デザインの変更
    エディタ起動時のスプラッシュスクリーンと、起動直後のメニュー画面のデザインが変更されました。

ダウンロード先

NextScreen Ver.2.0.0.2 (64ビット)
http://www.fukuneko.com/software/download/files/NextScreen_20002_x64_setup.exe

NextScreen Ver.2.0.0.2(32ビット)
http://www.fukuneko.com/software/download/files/NextScreen_20002_x86_setup.exe

【ハッシュ値】
--- NextScreen_20002_x64_setup.exe (64ビット) ---
 MD5: 720EDB7889595D43BD72CB882CCD26C3
 SHA-1: 5E1A09A239C561C465078B4DC3BF82ED03640877
 SHA-256: 9EABDD8D5603CC19040C6974CD6B6146896E8916880B0DD5069BB09B3729945B

--- NextScreen_20002_x86_setup.exe (32ビット) ---
 MD5: FEC6FCFACBFFA4FBE80E3703BCD3398B
 SHA-1: E638CCBBD96B6560259EE203C1584B83E60D5782
 SHA-256: 9CADE291BAD988597562DFA11BB8711FE3B6362FF40799316B9258E438DD9351