SmartSignageプロセスモニタ

SmartSignageプロセスモニタ(以降プロセスモニタと称します。)は、指定したSmartSigange各ウインドウを監視します。監視対象のウインドウが動作していない場合、自動的にそのウインドウを起動します。 SmartSignageが不正終了してしまったり、ユーザー操作により終了してしまった場合に、自動的に復旧させることが可能になります。PCをKIOSKモードなどで使用する場合に有用です。

プロセスモニタの起動

プロセスモニタは、SmartSingaeの「設定」ー「ツール」から起動することが可能です。

「設定」ー「ツール】

プロセスモニタは、FdgProcMonという名称の実行ファイルです。(Windowsの場合は、FdgProcMon.exe
SmartSignageと共に同じフォルダにインストールされます。実行ファイルを直接起動することも可能です。

デフォルトのインストール先:

  • Windowsの場合
    C:\Program Files\SmartSignage2\FdgProcMon.exe

  • macOSの場合
    /Applications/SmartSignage.app/Contents/MacOS/FdgProcMon.app

操作

SmartSignageの「設定」ー「ツール」からプロセスモニタを起動すると、プロセスモニタのウインドウが表示されます。
※プロセスモニタの「ダークモード/ライトモード」はOSの設定に依存します。SmartSignageのテーマ選択とは異なる場合があります。

プロセスモニタのウインドウ

プロセスモニタを直接起動した場合、デフォルトではウインドウが表示されません。
Windowsの場合はタスクトレイの中にアイコンが表示されます。macOSの場合はメニューバーにアイコンが表示されます。
このアイコンをクリックするとプロセスモニタのメニューが表示され、操作を行うことができます。
メニューで「ウインドウを表示」を選択すとプロセスモニタのウインドウが表示されます。

Windowsのタスクトレイ
タスクトレイ

macOSのメニュバー
メニュバー

SmartSignageウインドウの監視と自動起動

一覧の中のアイコンはウインドウの状態を表します。 プロセスモニタの初期状態では監視対象になっているSmartSignageウインドウ(以下ウインドウ)はありません。
アイコンはウインドウが監視対象外であることを意味します。 先頭のチェックボックスにチェックを入れることによって、ウインドウを監視対象に含めることができます。
監視対象に入れたウインドウが動作している場合は、アイコンがに変わります。
監視対象になったウインドウが動作していない場合はのアイコン表示になり、2、3秒でウインドウを起動します。このとき、アイコンはと変化します。ウインドウの起動に失敗した場合はアイコンが表示されます。

ウインドウを閉じる(終了する)と再びウインドウが起動します。
ウインドウを終了させたい場合は、チェックを外してからウインドウを閉じます。
監視対象の状態は保存されますので、次にプロセスモニタを起動した際にも適用されます。

通常状態

プロセスモニタの監視の停止と開始

プロセスモニタは監視中と停止中の状態があります。これは、右上のアイコンで判別することができます。(プロセスモニタを表示していないときは、タスクトレイやメニュバーのアイコンで判別可能)
… 監視中(macOSのメニューバーでは
… 監視停止状態(macOSのメニューバーでは

停止状態の時は、SmartSigangeウインドウが終了しても自動起動は動作しません。 プロセスモニタの監視停止と開始は、(停止)と(開始)アイコンで行います。

プロセスモニタの終了

プロセスモニタは、プロセスモニタのウインドウを閉じても終了しません。終了する場合は、メニューから「終了」を選んでください。

プロセスモニタの説明

プロセスモニタには、SmartSignageのメインウインドウと追加されたサブウインドウがすべて列挙されます。この列挙はプロセスモニタが起動時に一度読み込まれるだけです。ウインドウ名の変更や追加削除を行った場合は、プロセスモニタを再起動する必要があります。
各ウインドウの列の先頭にチェックを入れることによって監視対象に含めることができます。監視対象になったウインドウが停止した場合には自動的に起動させます。

ウインドウの説明

  1. 全て含む
    全てのウインドウを監視対象にします。
  2. 全て除外
    全てのウインドウを監視対象外にします。
  3. 監視の停止/開始
    監視状態を停止または開始します。
  4. 監視状態表示
    監視状態をアイコンで表します。
    … 監視中
    … 監視停止状態
  5. メニュー
    メニューを表示します。
  6. 監視対象チェックボックス
    チェックを入れるとウインドウを監視対象に含めます。
    チェックを外すとウインドウは監視対象から除外されます。
  7. ウインドウの動作状況
    ウインドウの動作状況をアイコンで表します。
    … 監視対象外
    … 動作中
    … 停止状態
    … 起動中
    … 監視対象であるが、プロセスモニタが監視停止状態
    … 起動失敗
  8. ウインドウID 各ウインドウのID
  9. 名称 各ウインドウの名前
  10. ログ表示 動作ログが表示されます。同様の内容がログファイルとして保存されます。ログファイルはメニューから開くことができます。

メニュー

メニューは、アイコンをクリックすると表示されます。タスクトレイのアイコンやメニューバーのアイコンをクリックしてもメニューを表示させることできます。

  • ウインドウを表示 / ウインドウを隠す
    プロセスモニタのウインドウを表示または隠します。

  • 監視を停止 / 監視を開始
    SmartSignageの動作の監視を停止または開始します。

  • すべて含む
    この項目はプロセスモニタのウインドウからメニューを開いたときに現れます。
    監視対象に全てのSmartSigangeウインドウを含めます。

  • 全て除外
    この項目はプロセスモニタのウインドウからメニューを開いたときに現れます。
    監視対象から全てのSmartSignageウインドウを除外します。

  • 監視対象
    この項目は、タスクトレイやメニューバーのアイコンからメニューを開いたときに現れます。
    各ウインドウのIDと動作状態をアイコンで表示します。アイコンはチェックボックスを兼ねているため、監視に含めるか除外を操作することができます。
    monitoring targets

  • 設定

    • 起動時にウインドウを開く
      チェックを入れると、プロセスモニタ起動時にプロセスモニタのウインドウが開くようになります。
    • 起動時に監視を開始する
      チェックを入れると、プロセスモニタ起動時に監視を開始します。起動時に監視機能を停止させたい場合はチェックを外します。初期値は有効になっています。
    • モニタ電源オフを抑制
      チェックを入れると、PCがスリープに入ることを抑制することができます。初期値は有効になっています。
    • サインイン(ログイン)時に起動
      チェックを入れると、ユーザーがサインイン(ログイン)した時にプロセスモニタを自動起動します。
  • ログフォルダを開く
    選択すると、ログファイルが格納されているフォルダをエクスプローラまたはFinderで開きます。

  • 終了
    プロセスモニタを終了します。

ログファイル

プロセスモニタの監視状態などは、ログファイルに書き込まれ保存されます。ログファイルはテキスト形式なっているので、テキストエディタ等で読むことができます。
ログファイルは1日毎にファイルが作成されます。最大30ファイルが作成され、それを超えると古いファイルは自動的に削除されます。