設定
設定画面は SmartSignage のウィンドウの右上の左端のボタンまたは左上のボタンを押すと表示されます。
設定画面を閉じるときは右上のボタンを押してください。
設定画面で変更された内容は、一部を除き すぐに適用されます。ただし、表示中または読み込み済のコンテンツには適用されません。次にコンテンツが表示される際に適用されます。
基本
ここでは基本的な設定を行います。
[テーマ]
見た目を切り替えることができます。
ライト
白を基調とした表示になります。ダーク
黒を基調とした表示になります。
[データ フォルダ]
表示する画像や動画のコンテンツが配置されているフォルダを選択します。デフォルトの状態では、サインイン中のユーザーの「ピクチャ」フォルダになっています。 を押すと、フォルダ選択ダイアログボックスが表示され、フォルダを選択することができます。 クリップボードに文字が入っているときはボタンが表示されます。フォルダのパスをコピーして貼り付けることができます。
- データフォルダのパス検証を有効化 …. Ver.2.6.1.0以降
入力されたデータフォルダのパスが存在するかどうかを自動的に確認します。パスが存在しない場合は、入力欄の左側にが表示され注意が促されます。この場合、入力されたパスは保存されません。デフォルトではこのオプションは有効になっています。
[メインウインドウの設定を参照する] - サブウインドウのみ
チェックを入れると、「基本」の設定を除き、メインウインドウで設定された値をサブウインドウの設定で使用します。
メインウインドウで設定を変更すると、サブウインドウの設定も変更されます。
[メインウインドウからの自動起動] - サブウインドウのみ
チェックを入れると、メインウインドウの起動後すぐにサブウインドウが起動します。チェックを入れない場合は、サブウインドウは自動起動しません。
ウインドウ
ウインドウの名前、位置やサイズなどを設定します。(Ver.2.6以降で導入されました)
また、サブウインドウを管理することができます。
Ver.2.6以降では、複数のウインドウを扱えるようになっています。
SmartSignageを起動したとき、最初に表示されるのが「メインウインドウ」です。
メインウインドウは、新たなウインドウを作成することができます。この新たに作成されたウインドウは「サブウインドウ」です。
メインウインドウでは、サブウインドウの名前、位置やサイズなどを変更することができます。
サブウインドウについては、別途 サブウインドウ を参照してください。
[ウインドウの種類]
ウインドウの種類(メイン または サブ)と ウインドウIDを表示します。変更はできません。
[ウインドウ名]
ウインドウの名前を設定します。
メインウインドウは名前なしにすることができます。サブウインドウには必ず名前を設定する必要があります。
[最前面表示]
SmartSignageのウインドウを他のウインドウよりも手前に表示させます。。サブウインドウまたは他のウインドウが再前面表示の場合、アクティブなウインドウが手前に表示されます。macOSの場合、メニューバーよりも手前に表示されます。
[位置とサイズ]
ウインドウの表示位置と大きさを設定することができます。
- モニタへ移動
ボタンを押すとリストが表示され、選択したモニタ(ディスプレイ)へウインドウを移動できます。ウインドウは移動先のモニタの中央に表示されます。
ボタンを押すと位置とサイズを設定するウインドウが表示されます。ウインドウ位置を大きく変更する場合に使用します。左
ウインドウの左位置を指定します。 数値を直接入力した場合は、Tab(⇥)キーを押すと反映されます。上
ウインドウの上位置を指定します。
数値を直接入力した場合は、Tab(⇥)キーを押すと反映されます。幅
ウインドウの横の大きさを指定します。
数値を直接入力した場合は、Tab(⇥)キーを押すと反映されます。高さ
ウインドウの縦の大きさを指定します。
数値を直接入力した場合は、Tab(⇥)キーを押すと反映されます。
移動 … Ver.2.7以降
ウインドウをモニタ内の4隅や中央へ移動します。
左上へ移動し、モニタの1/4のサイズになります。
右上へ移動し、モニタの1/4のサイズになります。
中央へ移動し、モニタの65%のサイズになります。
右上へ移動し、モニタの1/4のサイズになります。
右上へ移動し、モニタの1/4のサイズになります。
[ウインドウを固定する] … Ver.2.7以降
チェックを入れると、ウインドウの移動やサイズ変更ができなくなります。固定されているとき、上コントロールバーの「SmartSignage」タイトルの右にアイコンが表示されます。
Windowsの場合、チェックを入れた時点のウインドウが配置されたモニタ情報とウインドウ情報を保存します。モニタが切断された場合、WindowsによってSmartSigangeのウインドウがプライマリモニタへ移動されますが、保存されたモニタが接続された時、自動的にウインドウ位置とサイズが復旧されます。
[サブウインドウの管理]
- サブウインドウの管理
クリック(またはタップ)するとサブウインドウを管理することができます。この項目はメインウインドウのみ使用可能です。
詳しくは サブウインドウ を参照してください。
動作
コンテンツの表示時間や遷移効果(トランジッション)などを設定します。
[コンテンツの表示時間]
各コンテンツを表示する時間を秒で設定します。指定した時間を経過すると、次のコンテンツへ切り替わります。ここで設定した時間は全てのコンテンツ共通の設定になります。
1/10秒単位の増減
ボタンで増減する数値が1/10秒単位になります。
チェックを入れると、動画再生は動画の時間を使用する
チェックを入れると、動画コンテンツは指定した時間ではなく、動画の終了まで再生してから次のコンテンツへ切り替わります。ファイル名に埋め込まれた値を使用する …. Ver.2.8以降
チェックを入れると、ファイル毎に表示時間を指定することができます。決められた形式のファイル名にすることによって時間を指定します。詳しくは、 ファイル毎の時間指定 を参照してください。
[トランジッション]
各コンテンツが切り替わるときの表示効果(トランジッション)を指定することができます。トランジッションは切り替わったコンテンツの時間内に適用されます。ここで設定したトランジッションは全てのコンテンツの共通の設定になります。
<タイプ>
トランジッションの種類を指定します。次の中から指定します。
なし
表示効果なしで次のコンテンツへ切り替わります。フェード
次のコンテンツの透明度が変わりながら徐々に切り替わります。フェード(色経由)
指定色へ徐々に切り替った後に次のコンテンツへ徐々に切り替わります。 – Ver.2.2で追加 –ワイプ
画面を拭き取るように片側から次のコンテンツが表示されます。ブラインド
窓のブラインドのようにいくつかの筋状に次のコンテンツが表示されます。スライド
次のコンテンツが滑るように片側から表示されます。スクロール
表示されているコンテンツが片側へスライドして行き、反対側からは次のコンテンツがスライドして来ます。星形
次のコンテンツが小さな星形から大きな星形へ拡大して画面全体に広がります。または現コンテンツが小さな星形へ縮小して消えます。これは「方向」の設定により異なります。円形
次のコンテンツが小さな円形から大きな円形へ拡大して画面全体に広がります。または現コンテンツが小さな辺形へ縮小して消えます。これは「方向」の設定により異なります。ページカール Ver.2.9.5以降 本のページをめくるように次のコンテンツへ遷移します。角度を自由に設定できるので、左右上下斜めや反対方向も可能です。「方向」は「巻き上げる」を選ぶとページをめくるような効果になり、「巻き戻す」を選ぶとページを戻すような効果になります。
ランダム
コンテンツが切り替わる毎に、フェードから円形までのトランジッションが無作為に選ばれ、適用されます。方向も無作為に選ばれます。
<時間>
トランジションを動作させる時間を1/10秒単位で設定します。表示時間を超えて設定することはできません。
<方向>
トランジッションの方向を指定します。フェードを選択した場合は方向を指定できません。
<色>
タイプで「フェード(色経由)」を指定したときに使用します。
<動画再生時はトランジッションを無効にする> - macOSのみ
動画コンテンツに切り替わるときにトランジッションを使わないようにします。[その他] - [ビデオウィジェットを有効にする] にチェックを入れている 場合に、この機能にチェックを入れると表示の乱れを軽減することができます。
<トランジションのプレビュー>
指定したトランジションがどのように動作するのかを確認することができます。「プレビュー開始」ボタンを押すとトランジッションが開始されます。
動作効果
[動作効果を使用する]
チェックを入れると、静止画とPDFを表示するときに動作効果が適用されます。効果の内容は以下で設定します。
[効果の種類]
効果の種類を選択します。
- 拡大縮小
コンテンツが徐々に拡大、または縮小します。 - 移動
コンテンツが少しずつ移動します。 - ランダム
効果を適用する度に[拡大縮小]か[移動]のいずれかが無作為に選択されます。
[拡大率]
動作効果はコンテンツを拡大する必要があります。その拡大率を設定します。
<増減 0.01 毎>
<デフォルトに戻す>
このボタンを押すと、拡大率がデフォルト値(初期値)になります。デフォルト値は 1.20 です。
[参照位置]
効果の目標となる位置を設定します。拡大縮小の場合、指定した位置を中心に拡大または縮小を行います。移動の場合、指定した位置の方向へ移動します。
- 中央 …. [拡大縮小]のみ有効
- 左
- 右
- 上
- 下
- 左上
- 右上
- 左下
- 右下
- ランダム
効果適用時に上記の中から無作為に一つ選ばれます。[移動]の場合は<中央>が省かれます。
[拡大縮小の種類]
効果の種類として[拡大縮小]が選択されているとき、<拡大>または<縮小>のどちらを実行するかを選択します。
- 拡大
[参照位置]で指定された位置を中心として、標準の表示サイズから[拡大率]で指定した大きさまで拡大します。 - 縮小
[参照位置]で指定された位置を中心として[拡大率]で指定された大きさから標準の表示サイズまで縮小します。 - ランダム
効果の適用時に無作為で<拡大>または<縮小>のいずれかが選択されます。
[動作効果のプレビュー]
設定した動作効果がどのように動作するかを見ることができます。
<プレビュー開始>
このボタンを押すとプレビューを開始します。いずれかの項目で <ランダム> が選択されている場合、プレビューを開始する度にその項目の中の候補が無作為に選択されます。
<リセット>
このボタンを押すと標準の表示に戻ります。プレビューの動作中の場合、動作を中止し、標準の表示に戻ります。
<時間>
プレビューでの動作秒数を指定します。ここで指定した時間は、実際のコンテンツ表示時には使用されません。コンテンツ表示時には【動作】の [コンテンツ表示時間] で指定された時間が適用されます。
その他
[コンテンツ空領域の色]
各コンテンツの背景色を設定します。背景色は「コンテンツの表示方法」で「縦横比を維持(余白あり)」を選択した場合に、余白部分に表示されます。また、画像が透過色を含んでいる場合、その部分がここで指定した背景色になります。を押すと、色を選択する画面が表示されます。
[コンテンツの表示方法]
コンテンツの縦横の比率は、SmartSignage のウィンドウの縦横比と一致するとは限りません。一致しない場合、そのコンテンツをどのように表示するのかをここで指定します。
表示領域を占める
SmartSignage のウィンドウに拡大または縮小してコンテンツ全てを表示します。コンテンツの縦横比がウィンドウの縦横比と一致しない場合は縦または横に引き伸ばされた(または押しつぶされた)表示になります。縦横比を位置(余白あり)
コンテンツの縦横比と SmartSignage のウィンドウの縦横比が一致しない場合、コンテンツの長辺をウィンドウに合わせて、コンテンツ全てを表示します。余白部分は背景色が表示されます。縦横比を位置(切り取り)
コンテンツの縦横比と SmartSignage のウィンドウの縦横比が一致しない場合、コンテンツの短辺をウィンドウに合わせて余白が生じないように表示します。ウィンドウに入りきらなかった部分は切り取られます。
[ウェブのキャッシュ]
ウェブ表示のキャッシュの取り扱い方法を指定します。
ディスク上
キャッシュはPCのディスク(ストレージ)に保存されます。SmartSignageを終了後もキャッシュは残ります。キャッシュの保存期限はウェブサイトの設定に依存します。メモリ上
キャッシュはPCのメモリに保存されます。SmartSigangeを終了するとキャッシュは削除されます。キャッシュ不使用
キャッシュを使用しません。ウェブサイトを表示する毎に読み込みます。頻繁に更新されるウェブサイトを表示する場合はこの設定を使用してください。表示速度が遅くなるので注意してください。
[PDFは最初のページのみを表示する]
有効にするとPDFファイル内に複数のページがあっても、最初のページのみを表示します。無効の場合はすべてのページを表示します。
[ミュート]
動画に音声を含んでいる場合、音が出ないように(消音)します。ここでの設定はすぐに反映されません。次の次に表示されるコンテンツから適用されます。
[最前面表示] は、「設定」ー「ウインドウ」へ移動しました。 … Ver.2.6.1.2以降
[マウスポインタを隠す]
一定時間マウスを動かさない場合に、マウスポインタを非表示にします。この設定はマウスポインタが SmartSignage ウィンドウ上に位置する場合のみ効果があります。
[全画面表示] ※Ver.2.1以降この場所から取り除かれました。
全画面表示は、コントロールバーのボタンを押します。 SmartSignage が表示されているディスプレイ全面に SmartSignage を表示します。タスクバーも隠れます。
[画像の方向をEXIFにより修正]
デジタルカメラやスマートフォンなどにより撮影した写真には、画像ファイルのEXIFにデバイスの向きが保存されている場合があります。このオプションを有効にした場合、方向の情報を元に画像を修正します。
[動画再生のバッファを拡大する]
このオプションを有効にした場合、動画を再生するためのバッファを縦横それぞれ2倍に拡大します。動画の元の大きさが表示するサイズよりも大きい場合に、画質を向上させることができます。負荷が大きくなるため、動作全体の性能低下を引き起こす可能性があります。
[サインイン時に自動起動] - Windowsのみ、メインウインドウのみ
Windows にサインイン(ログオン)したときに自動的にSmartSignage を起動するようにします。
[コントラスト調整]
動画コンテンツの色空間が「BT.2020」の場合に、自動的にコントラストを調整します。
[ビデオウィジェットを有効にする] オプションは廃止になりました。
[動画再生にFFmpegを使用する] … Ver.2.8.3以降
有効にすると、動画再生にFFmpegを使用します。動画の種類によっては再生品質が向上します。
無効の場合、WindowsではMicorosoft Media Foundation、macOSではAVFoundationが使用されます。
有効/無効を切り替えた際にはSmartSignageを再起動してください。再起動後に反映されます。
注意: WMV形式の動画がコンテンツに含まれる場合には、このオプションを有効にしないでください。動画再生が非常に遅くなります。
[トラックパッドのジェスチャによるサイズ変更を有効にする] - macOSのみ
コントロールバーが表示されているとき、トラックパッドの拡大・縮小ジェスチャを使用してウインドウの拡大・縮小を行うことができるようになります。
[一定間隔でコントロールバーを隠す]
このオプションを有効にすると、一定時間の間隔でコントロールバーを隠す処理を実行するようになります。 ログイン(サインイン)時に自動的にSmartSignageを起動するようにしている場合、PCの動作が遅いなどの理由によりコントロールバーが隠れなくなる可能性があります。その時、この機能を使用してください。通常は使用する必要はありません。
[モニタ電源オフを抑制する] … Ver.2.8.2.0以降
このオプションを有効にすると、ユーザー操作が一定時間ない場合モニタの電源を自動でオフにする機能およびスリープ機能を抑制し、コンテンツの表示を継続することができます。
[コントロールバーの表示には、クリックと同時にキーを押下することを必要とする]
SmartSignageは、ウインドウをクリック(タップ)するとウインドウの上下にコントロールバーが表示されます。これは、Web表示時にそのページを操作するような使用方法の場合などでは不都合になります。
このオプションを有効にすると、特定のキーを押下している状態でクリックした場合にのみコントロールバーを表示するようになります。
次のキーの組み合わせを選ぶことができます。
Windowsの場合 | macOSの場合 |
---|---|
Ctrl | ⌘ command |
Shift | ⇧ shift |
Alt | ⌥ option |
Windowsロゴ | ⌃ control |
ライセンスキー
購入されたライセンスキーを入力し、登録することができます。
ライセンスキーの登録の仕組みがVer.2.9.5以降変更になっています。詳しくはライセンスキーの登録と登録解除を参照してください。
[ライセンスキーの入力]
ライセンスキーを入力する欄です。半角の英数字のみを入力することができます。ハイフン(ー)は自動で入力されます。入力が正しい場合は、左側にが表示されます。間違っている場合はが表示されます。
入力後に「登録」ボタンを押してください。を押すと、入力された内容を消去して再入力できます。クリップボードに文字が入っている場合はボタンが表示され、コピーしたライセンスキーを貼り付けることができます。
[登録されたライセンスキー]
左側のをクリックすると、登録済のライセンスキーを表示します。(先頭の5桁と最終の5桁のみの表示)
表示されているライセンスキーを押すと、「登録解除」メニューが表示されます。「登録解除」を選択すると、登録済のライセンスキーが削除され、無料版の SmartSignage に戻ります。