新しいNextScreen Ver.1.9.0.0
Flashの起動が速くなります。
新しいNextScreen Ver.1.9.0.0の開発がほぼ完了しました。
Flashの初回表示が30倍以上高速化されるなど、内部的な変更が中心となっています。
マニュアルがまだ完成していないので、正式なリリースにはまだ時間がかかりそうです。正式なリリースまでに変更点があるかもしれませんが、現時点で、Ver.1.9.0.0をダウンロードすることが可能です。
注意点は、このバージョンからWindows XPがサポートされなくなることです。
詳しくは以下を参照してください。
Ver.1.9.0.0の特徴はFlashとWebの表示の高速化です。
特に、Flashの表示については、初回起動時に30倍以上高速化しています。
これまで、Flash PlayerはWebkit経由で起動していました。そのため初回起動には、10~15秒程度の時間がかかることがありました(PCの性能により異なりますが)。新しいNextScreenでは、ActiveX版のFlash Playerを直接起動します。その結果、初回起動であっても、0.3秒以下で起動するようになりました。また、メモリの使用量も30%抑えられるようになりましたので、大きなコンテンツの場合表示が安定するかもしれません。
Webの表示は、デフォルトでTrident (Internet Explorer) を使用するように変更になっています。Internet Explorer 11は以前のIEよりも高速化されているので、使用するPCにインストールされていればコンテンツが表示されるまでの速度が速くなります。Webkitと比べると30%程度の高速化が期待できます。IEのみに対応していたサイトも表示できるようになるでしょう。
FlashとWebの表示に何を使用するかは、スクリーン毎に選択できるので、従来の方法が良い場合であっても適宜切り替えて使用することができます。切り替えは、「スクリーンのプロパティ」の「オプション」で行います。
このオプションでは、Windows Media Playerも切り替えられるようになっています。Windows Media Playerについては、ビューワの設定が優先されるので、NextScreen内蔵の動画プレーヤーを使用する場合はビューワの設定もオフにする必要があります。
その他では、エディタの起動時にスプラッシュスクリーンが表示されるようになりました。エディタの起動に時間がかかる場合に、きちんと起動させたかどうかわかりやすくなっています。
Windows XPにいては、サポートおよび動作確認から外されました。今後、NextScreenの動作環境からも外れます。ただし、インストーラではチェックされないのでこれまで通りインストールして動作するかもしれません。