透過してもスムーズ。新しいテロップ。
背景を透過してもティアリングのないテロップが可能になりました。
NextScreen Ver.1.9.1.11がリリースされます。
このバージョンでは新しいテロップの機能が追加される他、いくつかの不具合が修正されています。
Ver.1.9.1.11は次のアドレスからダウンロードできます。
http://www.fukuneko.com/software/download/files/NextScreen_19111.zip
MD5ハッシュ値:91599B566F2A958E91183E25C2852DC5
SHA-1ハッシュ値:B6A90E8AB0C63B0861B1E7E082CB0B390068B2FA
更新情報などの詳細は以下を参照してください。
(表示されていないときは「続きを読む」をクリックしてください。)
【新しいテロップ表示について】
NextScreenのこれまでのテロップは、ティアリングのないスムーズな表示を行う場合"DirectX"オプションを有効にする必要がありました。しかし、"DirectX"を有効にするとテロップの背景が透過できませんでした。
Ver.1.9.1.11では、テロップの背景を透過した場合でも、ティアリングのないスムーズな表示が可能になっています。
背景を透過させてスムーズな表示を行うためには、"DirectX"オプションを無効にして、テロップのプロパティで「ウェイト」を「自動調整」にします。
※Windows 7ではAeroが有効になっている必要があります。
高い解像度で、大きな文字のテロップを表示させる場合はスムーズな表示ができないことがります。その場合は背景の透過を止め、"DirectX"オプションを有効にしてください。
【不具合の修正】
エディタの設定で、「読み込み時に削除するスケジュール」の日数をデフォルトから変更している場合、変更が反映されないという不具合がありました。この影響でアップロード後のコンテンツ更新に失敗するケースがありました。(古いスケジュールで使用されているステージやコンテンツのファイルが新しいスケジュールで使用されていない場合)
MultiChannel Editionでは7日より前のスケジュールを読み込まないためにアップロードの失敗はほとんどの場合は生じません。Standard Editionでは変更した日数に応じてスケジュールを読み込むため、アップロードを失敗する可能性が高まります。
Ver.1.9.1.11では設定した日数が適切に反映されるように修正されました。
......開発において
DirectXオプションを有効にしたときは、ディスプレイのリフレッシュレートに合わせて(垂直同期)描画されるのでスムーズな表示が可能になりますが、背景を透過できないという制限がありました。これはウィンドウを重ね合わせて表示を行うというNextScreenの仕様による制限でもありました。これらの制限はWindows XPをサポートするために生じていたものです。2014年4月にMicrosoftのWindows XPサポート停止に伴い、NextScreenにおいてもWindows XPが動作対象外となりました。
Windows XPが動作対象から外れたことにより、NextScreenはWindows Vista以降で標準機能となっているDWM(Desktop Window Manager)の機能を利用することが可能になったため、背景を透過させた場合でもスムーズなテロップ表示ができるようになりました。