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エディタが起動しない?

NextScreenのエディタが起動しないようにみえるときの対処法

最近、「NextScreenのエディタが突然立ち上がらなくなった!」というお問い合わせが何件かあって対応しました。本来はFAQに掲載する内容なのですが、情報の共有という意味でここに掲載します。

エディタが突然起動しなくなったという現象の特徴は、「再インストールしても解消しない」ということです。起動しない場合は、ここでの対処方法を一度試してから再インストールすることをお勧めします。

実はこの現象は、「起動しない」のではなく、「起動したエディタが見えない」というものです。何故なら、タスクバーにはエディタのアイコンが表示されているからです。(タスクバーにエディタが見えない場合は別の現象の可能性があります。)
原因は、エディタのウィンドウ位置や大きさが保存されるファイルの破損によるものです。そのファイルを削除することによって解決することができます。

【解決方法】

  1. エディタをすべて終了する
    まず、タスクバーのアイコンを右クリックして表示されるメニューから「ウィンドウを閉じる」を選びます。次にタスクマネージャーを起動して「プロセス」一覧から「NsEditor.exe」を探します。見つからなければ、エディタはすべて終了しているので、タスクマネージャーを閉じます。見つかった場合は、「NsEditor.exe」を選択して、「プロセスの終了」ボタンをクリックしてすべてのエディタを終了させます。
  2. 隠しファイルが見えるようにする
    [Windows 7の場合]
    コントロールパネルから「デスクトップのカスタマイズ」-「フォルダーオプション」の下から「すべてのファイルとフォルダーを表示」を選びます。
    フォルダオプションウィンドウが開くので、「詳細設定」一覧の中の「ファイルとフォルダーの表示」で「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」を選択して、「OK」をクリックします。

    [Windows XPの場合]
    コントロールパネルから「デスクトップの表示とテーマ」-「フォルダ オプション」を開きます。
    「表示」タブの「詳細」設定」一覧の中の「ファイルとフォルダの表示」で「すべてのファイルとフォルダを表示する」を選択して、「OK」をクリックします。
  3. 保存ファイルを削除する
    エディタのウィンドウ情報が保存されているファイルを削除します。保存場所はログオンしているユーザー名によって異なります。以下はログオンユーザーが"Taro"という名前として記述してあります。それぞれのログオンユーザー名に読み替えてください。

    [Windows 7の場合]
    C:\Users\Taro\AppData\Local\Fukuneko_Inc 以下のファイル
    ※Usersフォルダはエクスプローラでは「ユーザー」とカタカナで表示されます。

    [Windows XPの場合]
    C:\Documents and Settings\Taro\Local Settings\Application Data\Fukuneko_Inc 以下のファイル

    上記フォルダ内に「NsEditor.exe_Url_ssbgqvj4dug0hozrmuhj14zw1rf4v0e5」のような名前のファイルがありますので、それらをすべて削除します。

  4. エディタの起動
    エディタを起動すると、初期状態の位置と大きさで表示されます。

この現象が起こる可能性が高いのは、エディタを2重に起動させて使用した場合です。エディタは終了時にウィンドウの位置や大きさを保存しますので、同時に終了した場合ファイルが破損することがあります。エディタは2つ同時に起動することを避けて使用することをお勧めします。

Written by Fukuneko Dev. Team

2012年10月09日火曜日 11:41

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