Fukuneko Development Blog

PDFの表示に対応したNextScreen Ver.2.1.0.0が3月中にリリースされます。

正式リリース前ですが、次のアドレスよりダウンロードできます。

http://www.fukuneko.com/software/download/files/NextScreen_21000_x64_setup.exe

SHA1ハッシュ値：C7F919CED1D366C40E2E650258D2005E7A3FC422

NextScreenは、このVer.2.1.0.0にてPDFの表示に対応しました。また、機能の廃止や既知の不具合が修正されています。

主な変更点

• PDFコンテンツ表示対応追加
• Flashコンテンツ対応廃止
• 32ビット版廃止
• 手動でビューワを終了させた場合の不具合修正
• エディタでテロップの「自動設定」の設定が反映されない不具合を修正

PDFの表示にはGoogle Chromeなどで使用されているPDFiumを利用しています。そのため、Webブラウザで表示可能なPDFであれば、その多くを表示することができると思われます。PDFiumはSmartSigangeでも利用しいるので、SmartSignageで表示できるものであれば表示可能です。

重要な点として、Flashコンテンツへの対応が廃止されました。NextScreenは Adobe Flash Playerを利用してFlashコンテンツを表示していますが、Adobeは正規にFlash Playerの更新を停止し、Flashコンテンツを表示できないようにしました。Windows 10は自動的にFlash Playerを更新するため、最新のWindowsではFlashのコンテンツを表示することができません。これに伴い、NextScreenにおいてもFlashコンテンツへの対応を廃止しました。
NextScreenのエディタでFlashコンテンツを含むステージを編集しようとすると、Flashコンテンツの削除を推奨するメッセージが表示されます。また、ライブラリの一覧に "flash"フォルダが表示されないようになっています。つまり、新たにFlashコンテンツを追加することはできません。
ビューワのWindowsが古い場合はFlashコンテンツを表示し続けることは可能ですが、新しいエディタでの運用は検証されないため、推奨されません。

もう一つの重要な点は、32ビット版のNextScreenが廃止になったことです。これはNextScreenにおいて32ビット版の需要がほとんどないためです。